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転記業務を、
構造から
取り除く。
図面・PDF・帳票・仕様書——人が読んで判断してきた転記作業を、 設計された自動化で置き換える。 ミスと遅延の根本にある「転記」という工程を、業務から消す。
なぜ転記は、
難しいのか。
転記ミスは、不注意から起きるのではない。 判断が難しい箇所が構造的に存在するから起きる。
「この欄に何を入れるか」が自明でない場面が、 現場では日常的に発生している。 それをすべて人が処理しているのが、現状です。
01
レイアウトに意味がある
図面の寸法値は、テキストとして読むだけでは意味をなしません。どの部材に紐づく値か、座標と周辺要素の関係を解釈して初めて、転記可能なデータになります。OCRが取りこぼすのは文字ではなく、構造です。
02
ルールは明文化されていない
長年の業務慣習、例外処理、担当者ごとの判断——これらは仕様書には書かれていません。「この欄はこういう場合だけ空欄にする」といった暗黙知を設計に取り込まなければ、自動化は現場で止まります。
03
出力先が複数あり、形式が違う
同じ情報が、Excel・見積システム・社内台帳・基幹システムに分散して入力される。それぞれの形式・単位・列構造が異なるなかで、一貫した品質で転記するには、出力設計が不可欠です。
対応できる転記業務
入力元と出力先の組み合わせに応じて設計します。 下記はよくある対応パターンです。実際の業務に合わせて調整します。
—— A
機器名称・型式・数量・配置座標を図面から読み取り、積算に使えるデータとして出力。座標付き読み取りで、どの機器のどの値かを正確に識別します。
—— B
設計情報を図面上の位置ごとに構造化し、部材リストや工事仕様として出力。手作業の拾い出し作業を置き換えます。
—— C
注文書・納品書・点検表などの定型PDFから、必要項目を抽出して社内データベースや管理システムへ自動入力します。
—— D
現場で記入された手書き記録を読み取り、整形・入力。記入スタイルのブレや略字にも対応するよう業務ルールを組み込みます。
—— E
複数ページにわたる仕様書から、条件・数値・例外事項を構造化して抽出。設計・積算・調達の入力元として使えるデータに変換します。
—— F
図面と仕様書、発注書と納品書など、複数書類を突き合わせて差異を検出。人が目視確認していた照合作業を自動化します。
OCRを超えた、
業務設計としての
転記自動化。
私たちのアプローチは、精度の高いOCRを導入することではありません。 業務を理解し、動く仕組みを設計することです。
読み取り・判断・出力という3つの工程それぞれに設計があってはじめて、 転記自動化は現場で機能します。
1
座標付きで読む
Structured Reading
文字を認識するだけでなく、「どこに」「何が」「何と隣接して」書かれているかを座標情報とともに解析します。図面やレイアウト依存の帳票に対応できる読み取りの基盤です。
2
業務ルールを設計に組む
Rule-Embedded Design
現場にある暗黙のルール・例外・判断基準をヒアリングし、自動化の設計に取り込みます。「この値が空なら別の欄を参照する」「単位が揃っていない場合は確認フラグを立てる」といった業務上の判断を、処理として定義します。
3
人の確認を組み込む
Human-in-the-Loop
全自動にすることが目的ではありません。信頼度が低い箇所・例外パターン・高リスクの転記には、人の確認ステップを設けます。止まらず回り、かつ品質を担保する設計が、現場で長く使われる仕組みになります。
まず、業務の話を
聞かせてください。
「これは自動化できるのか」という判断は、業務の実態を聞いてから行います。 具体的な書類や業務フローを共有していただければ、 対応可能かどうかを率直にお伝えします。